はじめに

2012年4月20日に軽量Rubyであるmrubyが公開されました。というわけで長年の沈黙を破って(?)mrubyを読みたいと思います。

YARVとの比較も行うかもしれませんが4年前のYARVしか知らないので現状を調べるのが辛かったらやらないかもしれません。

読解順序

tools/mruby/mruby.cを参照すると*1以下のステップに分割して読んでいくのがよさそうです。

なお、mrubyは現在絶賛開発中なので、以下4つの読解はさわだが2012/5/24に取得したもの(commit 265ff670c8)をベースにしています。2012/5/24以降に加えられた根本的な変更については気がついたら注釈で補うようにします。

  1. 初期化
  2. スクリプト解析
  3. 実行コード生成
  4. コード実行

その他の事項

リンク

mruby ヒッチハイクガイド, Rubyist Magazine 0038号 巻頭言
先を越されました:-(。青木さんのRHGに従ってmrubyではデータ構造がどうなっているのかが読解されています

*1 2012/7/13に入った修正により、mruby.cではmrb_load_xxxを呼ぶようになったのでこの記述は正確ではありませんがmrb_load_xxxの中身はスクリプト解析・実行コード生成・コード実行をまとめたものなのでそのままにしておきます

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